ケニアでは、若者の就職率の低さが問題となっている。統計によると、15から34歳の若者の、少なくとも67 %は就職していない。さらに、高等教育修了者のうち、正規雇用されているのは僅か31 %である。
学生たちが、就職先の少なさに不満を表出する一方で、雇用者側は、一部の卒業生の能力が、雇用基準に満たないとしている。
同問題への取り組みとしてケニア・バークレイズ銀行が開始した“働くための準備(ReadyToWork)”プログラムでは、学生が社会へ出る準備を在学中にするための訓練をオンライン基盤で無償提供し、卒業生の実用力の養成を目指している。
STANDARD Digital:Kenya’s graduates lack essential skillsh