ケニアの公立大学では、講師らが政府との賃金交渉後にストライキを開始したことを受けて、2018年3月1日から来月1日まで講義が停止することになる。
先週、ケニア大学の教職員組合(Universities’ Academics Staff Union:UASU)の幹部らは政府に対して7日間のストライキ予告通知を送っていた。しかし、何の進捗もなく昨日に交渉の期限を迎えた。組合側が予告通知を出したのは、政府が2017年度から2021年度までの団体交渉協定(Collective Bargaining Agreement:CBA)に関する対案を用意しなかったためである。
組合の幹部らは、あらゆる利用可能な手段はすでに用いたために、残された選択肢は争議行為しかなかったと話した。UASU事務局長のコンスタンティン・ワソンガ(Constantine Wasonga)博士によると、団体交渉協定に関する交渉と署名、そしてその実施を求めて大学の全教職員がストライキに入るという。
2018年3月1日
STANDARD Digital:Learning in public universities paralised as lecturers’ strike begins
【ニュース・ケニア】大学で講師らがストライキを開始、講義が停止する
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
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