2017年のケニア中等教育修了証明(Kenya Certificate of Secondary Education:KCSE)試験について、試験に合格したのに大学に入れなかった学生の人数が増加した。教育長官のフレッド・マティアンギ(Fred Matiangi)氏によると、C+以上の成績を取得して大学に入る資格を得た学生の人数は、昨年の88,929人に比べて70,073人に減少した。
同氏によれば、この結果は試験制度の改革が定着していることを示しているという。しかし、ケニアの教職員組合からはこの結果について議論が持ち上がっている。組合側は、これまでも試験制度の監査を求めてきた。また、国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)を率いるライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏は、教師と学生の取り組みを祝福する一方で、KCSEの成績が振るわなかった理由について調査すべきだと語った。
2017年12月21日
CAPTAL NEWS:Number of KCSE candidates to miss university slots rises
【ニュース・ケニア】多数の学生が、ケニア中等教育修了証明試験に合格したのに大学に入れず
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア、その他の国・地域 |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
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