【ニュース・ケニア】司法長官、人民議会の違憲判断を求める

 
ケニアのギトゥ・ムイガイ(Githu Muigai)司法長官は、国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)と連携した郡議会が人民議会(People’s Assemblies)の設立に向けて動いていることについて、裁判所に申し立てをおこなった。ムイガイ長官が申し立てで主張したところによると、これまでに15カ所の郡議会で人民議会が設立されたのは憲法違反であり、廃止されるべきだという。
 
また、ムイガイ長官は裁判所に対して、ほかの郡議会に人民議会を設立するのを禁止する命令を出すことを求めた。この申し立てで被告として挙げられたのは、モンバサ(Mombasa)、クワレ(Kwale)、キリフィ(Kilifi)、マンデラ(Mandera)、キトゥイ(Kitui)、マチャコス(Machakos)、マクエニ(Makueni)、カカメガ(Kakamega)、ビヒガ(Vihiga)、ブンゴマ(Bungoma)、ブシア(Busia)、シアヤ(Siaya)、キスム(Kisumu)、ホマベイ(Homa Bay)、そしてミゴリ(Migori)の郡議会である。これらの郡では、2017年11月8日から12月9日までの期間に人民議会の設立に関する決議が可決されていた。
 
2018年1月23日
 
CAPTAL NEWS:AG wants People’s Assemblies declared unconstitutional
 

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