アフリカの18カ国から参加した化学を専門とする20人以上の研究者と大学院生が、ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC-MS)と液体クロマトグラフィー質量分析(LC-MS)に関する研修を終えた。GC-MSとLC-MSとは、食品、医薬品、有機化合物に含まれた成分を分析する手法である。
この研修は一年に一度ジョモ・ケニヤッタ農工大学(Jomo Kenyatta Agriculture and Technology)実施されており、2018年は7月9日から13日まで行われた。王立化学会(Royal Society of Chemistry)、パン・アフリカ化学ネットワーク(Pan-Africa Chemistry Network)、そしてグラクソ・スミスクライン社(GlaxoSmithKline)によって資金を提供されたこの研修は、アフリカに自立的な科学研究の拠点を確立することを支援するとともに、地域の問題を解決に導き、化学の分野に貢献することを目的としている。
2018年7月17日
【ニュース・ケニア】化学分野の研究者がLC-MSとGC-MSの研修を受ける
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
人材育成 | 若手研究者育成 |
レポート | 海外センター |