【ニュース・ケニア】公立大学スタッフが大幅な減給に抗議

 
 ケニアの公立大学講師陣およびその他の就労者が大幅な減給に対して、雇用者に抗議を行う予定です。エガートン大学(Egaton University)と
キシイ大学(Kisii University)では、30から40%の給料削減が告知されたものの、今のところ国庫からは支払いがされていません。またその他
の2つの機関では、4月の給料が支払われていない状態です。

 
 大学学術職員連合(University Academic Staff Union = Uasu)のコンスタンティン・ワソンガ(Constantine Wasonga)事務総長および
ムガ・コラレ(Muga K’Olale)会長は、大学学術職員連合は減給を受け入れるべきではないと述べた。ワソンガ氏は大学に対して政府の基金を
開放する様、要請しました。
 
 エガートン大学副学長であるローズ・ムウォンヤ(Rose Mwonya)氏は、職員に対して、大学の資金では職員全員に給料を満額支給することは
不可能であると通達しました。
 
 労働組合とムウォンヤ教授は、1週間足らずの間に2度の対話をもち、労働組合は本要求の受け入れ拒否を表明しました。
 
2020年5月14日
 


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地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 予算・財政