【ニュース・ケニア】公立大学の教職員、給与に関する新たな話し合いを拒否

ケニアの公立大学の教職員は、総額で100億シリングに相当する給与について、雇用主と新たな協議を開始することを拒否した。
公立大学間協議会フォーラム(Inter-Public Universities Council Consultative Forum)は今後について話し合うために、ケニア大学職員組合(Kenya University Staff Union:KUSU)、ケニア自営業・ホテル・教育機関・病院組合(Kenya Union of Domestic, Hotels, Educational Institutions, Hospitals and Allied Workers:KUDHEIHA)、大学職員組合(Universities Academic Staff Union:UASU)という三つの組合を話し合いの場に招いていた。
もっとも、UASU事務局長のコンスタンティン・ワソンガ(Constantine Wasonga)氏は、同組合が何らかのかたちで改めて話し合いの場に赴くことはないとしている。ワソンガ氏によると、UASUはすでに、この9月に話し合いが始まる2017~2021年の労働協約に活動の焦点を移している。

 

2017年7月5日

 

DAILY NATION:Public universities staff reject new talks on higher pay

 

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地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
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