2018年5月11日の午後1時(ケニア時間)、ナイロビ大学(University of Nairobi:UoN)の超小型衛星1KUNS-PFが、筑波宇宙センターから放出される予定である。この超小型衛星はケニアによって登録された最初の宇宙空間物体(outer space object)であり、ケニアの衛星としては初めて宇宙軌道に投入することになっている。
1KUNS-PFの開発チームは、1Uサイズのキューブサットを開発した。このキューブサットは、国際宇宙ステーション(International Space Station)で宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency:JAXA)によって配備される予定である。1KUNS-PFは、ナイロビ大学工学部のKiboCubeチーム、国際連合宇宙局(United Nations Office for Outer Space Affairs:UNOOSA)、JAXA、イタリアのローマ大学(University of Rome)、そしてケニア宇宙機構(Kenya Space Agency)の連携のもとで開発された。ナイロビ大学のチームが2016年にUNOOSAの助成金を獲得し、JAXAの技術的な支援を受けながら開発に成功した。
2018年5月7日
Ureport:UoN to deploy Kenya’s pioneer satellite into space tomorrow
【ニュース・ケニア】今月11日にケニア初の衛星が放出予定
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
社会との交流、産学官連携 | 産学官連携 |
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