【ニュース・ケニア】ムイガイ司法長官、オディンガ氏の就任式に対して警告

 
ケニアのギス・ムイガイ(Githu Muigai)司法長官が2017年12月7日、記者会見をおこなった。同氏は会見の場において、野党の国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)を率いるライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏が憲法に反して大統領の就任宣誓をおこなおうとした場合、大逆罪で立件すると述べた。
 
ムイガイ氏によると、選挙管理委員会(Independent Electoral and Boundaries Commission:IEBC)によって選挙の勝者として宣言されていないにもかかわらず、大統領として就任するのは、犯罪であるとのことである。
 
ムイガイ氏によると、大逆罪が認められれば死刑判決が下されるという。また、一部の郡議会(County Assembly)で設置が決まった人民議会(People’s Assembly)について、違法という認識を示した。同氏によると、郡議会にはそのような組織の設置を認める権限が付与されていないという。さらに、人民議会の設置に向けて取り組んだ者も、意図しない目的や裁判所を軽視した行動のために公的資金を用いたとして、訴追されるだろうと語った。
 
2017年12月7日
 
CAPITAL NEWS:Raila swearing-in act of high treason, warns AG Muigai
 

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