【ニュース・ケニア】マーリム氏、ムショカ氏が「人民の副大統領」に就任することはないと発言

 
ファラ・マーリム(Farah Maalim)氏が、2018年1月30日にライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏が「人民の大統領」に就任したあとに国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)が崩壊しているのかについて、新たに見解を述べた。マーリム氏はワイパー民主運動(Wiper Democratic Movement)の副代表を務めており、NASAの共同代表であるカロンゾ・ムショカ(Kalonzo Musyoka)氏とは近しい関係にある。
 
マーリム氏は、NASAのあいだで大きな亀裂が生じていると指摘した。同氏によると、ムショカ氏、モーゼス・ウェタングラ(Moses Wetang’ula)氏、そしてムサリア・ムダバディ(Musalia Mudavadi)氏は、2022年に予定されている次の総選挙に向けて新たな政治団体の結成を模索している可能性があるという。また、ムショカ氏は「人民の副大統領(people’s deputy president)」の地位が約束されていたものの、実際に就任することはないだろうと語った。
 
2018年2月13日
 
STANDARD Digital:Kalonzo will not take oath as people’s deputy president, says Farah Maalim
 

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