【ニュース・ケニア】ナイロビ大学、サステイナビリティ学に関するシンポジウムを主催

 
ナイロビ大学(University of Nairobi)はアフリカで初となるサステイナビリティ学シンポジウムを開催した。地球環境戦略研究機関の武内和彦理事長は、このシンポジウムで基調講演を行った。武内氏はこの講演のなかで、サステイナビリティ学がより成果を挙げるようにするために、それぞれの大学に政策立案者や社会とのあいだの連携を強化するよう促した。
 
ナイロビ大学はサステイナビリティに関する問題に対処するために、日本と共同で「アフリカの持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development in Africa)」プロジェクトを立ち上げていた。このプロジェクトは諸大学間のコンソーシアムとして、鉱物資源管理、カリキュラム開発、高等教育の研究、アフリカの大学が直面する困難、そしてサステイナビリティ学教育における成果出版の少なさやICTの導入可能性といった諸問題に取り組んできた。
 
シンポジウムにはアフリカ各地から参加者が集まった。なおこのシンポジウムは、アフリカ開発銀行とナイロビ大学などの機関の後援を得て開催された。
 
2019年3月4日
 
UoN:UoN hosts African Symposium on Sustainability Science

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 国際機関レベルの取組
国際交流 研究者交流
レポート 海外センター