【ニュース・ケニア】デイスター大学、学生の抗議運動を受けて副学長を解任

 
デイスター大学(Daystar University)の大学評議会は、学生による抗議運動を受けて副学長のティモシー・ワチラ(Timothy Wachira)氏を解任した。この抗議運動は2週間続き、その間に大学は2度閉鎖されていた。ワチラ氏の解任は、ジェームズ・コンボ(James Kombo)氏によって発表された。今後は、コンボ氏が副学長代理を務める。
 
ワチラ氏が2017年副学長に就任してから、同大学は度重なる論争に巻き込まれてきた。不適切な経営の問題が指摘され、ワチラ氏に対して数多くの告発が寄せられた。
 
ワチラ氏は昨年12月18日からサバティカル休暇を取っており、大学の閉鎖後はコンボ氏が代理を務めていた。このとき、大学評議会は学生評議会によって提起された問題の調査を要求し、その報告書を今年2月15日までに提出するよう指示した。その報告書の内容を公開しなかったとして、学生側は大学当局を非難している。
 
2018年6月11日
 
STAR:Daystar sacks VC Timothy Wachira after student protests

 

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