【ニュース・ケニア】タンザニア、職業訓練機関(VETA)、マルチ燃料孵卵器を製造

 
タンザニアの職業訓練機関(VETA)は、灯油を効率的に使用する費用対効果の高いパラフィン(石油から分離された白色半透明の固体。 炭素数16~40のメタン系炭化水素の混合物。 融点はセ氏50~75度くらいで、水をはじく性質がある。 ろうそく・マッチ・クレヨンなどの原料とする。) を動力源とする、孵卵器を製造した。この孵卵器は他の製品と同様の働きをするにも関わらず、1日250ml 以下の灯油しか使用せず、さらにわずか3日で製造することができる。

 
職業訓練機関チャンゴンベの教師であるエマニュエル・ブクク氏は、この孵卵器は、暖かい天候の場合、21日で卵からヒナを孵すことができ、灯油の使用料はわずか5リットルである。ブクク氏は、この孵卵器は、電気が通っていない地域の農家でも使用することができ、ジェネレーターを購入することができないような小規模農家にとって、素晴らしい選択肢の一つになると述べた。

 
ブクク氏によれば、30~120個用の孵卵器は5万タンザニアシリング、240個用は8万シリングということである。

 
2020年8月21日


Daily News : VETA produces multi-fuel incubator


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