【ニュース・ケニア】ソーシャル・メディア研究に新時代の到来を告げるラボが設置される

 
2018年4月5日、アメリカ国際大学(United States International University:USIU-Africa)に「安全な情報管理環境(Secure Information Management Environment:SIME)」のソーシャルメディアラボが設置された。その設置式典には、駐ケニア・アメリカ大使のボブ・ゴデック(Bob Godec)氏、同大学学長のマヌ・チャンダリア(Manu Chandaria)氏、そして副学長のポール・ゼレザ(Paul Zeleza)教授のほかに、大学と大使館の高官が出席した。
 
このラボはアメリカ国際大学のインキュベーション・イノベーション・センター(Incubation and Innovation Centre)内に置かれる予定であり、2,000万シリングの資金は SIMEとアメリカ政府によって共同で出資された。またこのラボを監督するのは、情報システムとテクノロジーを専門とする、同大学のパトリック・ワムユ(Patrick Wamuyu)助教である。
 
このラボは、ビッグデータとソーシャル・メディア分析に関する知見を提供することを目的としており、IBM Watson Analytics for Social Mediaを使用している。さらに、このラボではジャーナリストを対象としてビッグデータの利用方法のトレーニングを提供するとともに、ソーシャル・メディア研究の成果を一般に公開することを予定している。
 
2018年4月7日
 

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
社会との交流、産学官連携 産学官連携
レポート 海外センター