ケニアのウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領は、国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)を率いるライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏を同志から孤立させる「分割統治」戦略を実施しており、その最終期限を2017年3月に設定した。大統領を党首とするジュビリー党(Jubilee Party)は、NASAの共同代表を務めるムサリア・ムダバディ(Musalia Mudavadi)とカロンゾ・ムショカ(Kalonzo Musyoka)氏に積極的に接触し、入閣を提案している。ジュビリー党はオディンガ氏を党首とするオレンジ民主運動(Orange Democratic Movement:ODM)の党員にも接触を図っている。
また、ジュビリー党は弱小の政党をNASAの連合から離脱させるために、ODMがその他の政党に対して横暴だと非難している。ムダバディ氏は、ジュビリー党の幹部が接触してきたが申し出は拒否したと語った。
2017年12月27日
Daily Nation:Jubilee uses divide and rule strategy to defeat Raila
【ニュース・ケニア】ジュビリー党、オディンガ氏を打倒するために「分割統治」を実施
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア、その他の国・地域 |
その他 | その他 |
レポート | 海外センター |