2018年3月9日の午前中、ウフル・ケニヤッタ（Uhuru Kenyatta）大統領は政界におけるライバルで国民スーパー連合（National Super Alliance：NASA）を率いるライラ・オディンガ（Raila Odinga）氏と、ナイロビで突発的に会談を行った。これによって、昨年大統領選挙が実施されてから衝突してきた両者は、初めて直接対話することになった。
 
この会談では、昨年の選挙後に分裂したケニアをどのようにして統合し、和解するのかなどの問題について話し合われた。会談後に発表された共同声明で、両者はこの国がこれ以上衰退していくのを阻止するために、共同で取り組むことを約束した。さらに、汚職との戦い、民族間の対立と競合、国民としての倫理の欠如、包摂性、そして地方分権と分断政治など、両者がともに掲げている目標を達成するために、プログラムを実施することで合意した。
 
2018年3月9日
 
Daily Nation：Uhuru and Raila meeting: Joint statement in full