ケニアの教員サービス委員会（Teachers Service Commission）は、公立学校と私立学校に所属する全ての教員は同委員会に登録しなければならないと通達した。教員サービス委員会のナンシー・マチャリア（Nancy Macharia）最高責任者は、登録を抹消された教員は学校で教育活動に従事してはならないと述べた。さらに、以上の指示にしたがわない学校の詳細については、委員会のカウンティ支部長から本部の質保証担当部局に提出されることになっていると警告した。
 
ケニアでは、1万2,080人に上る教員が学歴の高さを理由として、ケニア全国教員組合（Kenya National Union of Teachers）に履歴書などを提出し、教員サービス委員会に対して昇進を要求している。ケニア全国教員組合が公表しているデータによると、257人が修士の学位を、6,370人が学士の学位を、そして5,453人が高校卒業の資格をそれぞれ所持しており、全員が昇進を要求している。
 
2019年2月12日
 
Daily News：TSC warns schools against hiring quacks, blacklisted teachers