【ニュース・ケニア】ケニア政府、食料安全保障を達成するために研究者の専門知識を活用する姿勢

 
2018年10月7日、ジョモ・ケニヤッタ農工大学(Jomo Kenyatta University of Agriculture and Technology:JKUAT)で6,000万ケニア・シリング相当の農業実験棟の改修・拡張プロジェクトの式典が開催され、農務省のハマディ・ボガ(Hamadi Boga)農業・研究担当首席秘書官が司会を務めた。ボガ氏によると、国家開発戦略としてビッグ・フォー・アジェンダ(Big Four Agenda)を掲げているケニア政府は、農業生産性の向上と食料と栄養の安全保障の確保を重視しているという。また、開発目標の実現を支援するために、研究者の専門知識を活用する用意があるとも語った。
 
この施設の改修は、AFRICA-ai-JAPANプロジェクトを通じてJICA(国際協力機構)から資金提供を受けている。この施設はケニアの開発に向けて、同大学が応用的な教育と研究に取り組む能力を強化することを目的としている。また、政府が農業セクターにおいて知識に基づいた意思決定をする能力を補助することも、その目的に含まれている。
 
2018年10月8日
 
JKUAT:Gov’t to Tap into Academia to Achieve Food Security

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
社会との交流、産学官連携 産学官連携
レポート 海外センター