【ニュース・ケニア】ケニア人権委員会委員長、選挙期間中の死者は60人以上と指摘

 
ケニア人権委員会(The Kenya National Commission on Human Rights:KNCHR)は、選挙期間中に起こった不正行為に関する報告書を一週間以内に発表する予定である。同委員会のカグウィリア・ムボゴリ(Kagwiria Mbogori)委員長によると、選挙期間中に包括的なモニタリング調査を実施した結果、選挙後暴力によって60人以上の死者が出たという。同氏は、メルー(Meru)で開かれた国際人権デーの式典で、このように話した。
 
KNCHRはこれまでに二つの報告書を発表しているが、今回の最終報告書では二度目の投票が実施された11月26日までの期間がカバーされることになっている。ムボゴリ氏によると、選挙期間中には警察が暴力を行使したケースが多発しただけでなく、法執行機関が過度に挑発したり私有財産が過度に破壊されたりしたケースも増加したという。
 
2017年12月11日
 
STANDARD Digital:Over 60 deaths occurred during the prolonged election season; Commission chair says
 

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