ケニア医学研究所(Kenya Medical Research Institute:KEMRI)の研究グループが、エボラ熱の治療において歴史的な偉業を成し遂げようとしている。彼らによると、彼らが開発した二種類のワクチンはエボラ熱に対して有効だという。また、現在は人間の被験者を対象として副作用について試験を行っているとのことである。ケリチョー(Kericho)市とキスム(Kisumu)市のコンベワ(Kombewa)で実施中の研究では、これらのワクチンの安全性を評価している。研究グループのジョゼファット・コスゲイ(Josephat Kosgei)によると、エボラ熱のウイルスに対する二種類のワクチンが安全かどうかを調べているという。
この研究は、ジョンソン・エンド・ジョンソン社(Johnson&Johnson)の関連企業であるヤンセン・ワクチン・エンド・プリベンションBV社(Janssen Vaccines&Prevention B.V.)によって助成を受けている。
2018年5月28日
Standard Digital:Kenyan scientists discover new Ebola Vaccine
【ニュース・ケニア】ケニアの科学者が新たなエボラ・ワクチンを発見
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
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