ケニアの複数の私立大学が、政府に対して41億ケニア・シリングの支払いを求めている。これらは、直近の3年間にそれらの大学で学んでいた2万9,826人の国費奨学生たちの学費である。ケニア私立大学協会(Kenya Association of Private Universities)のムモ・キサウ(Mumo Kisau)会長はアミナ・モハメド(Amina Mohamed)教育大臣に宛てた覚書のなかで、学生一人当たり少なくとも14万ケニア・シリングの支払いが必要であると述べている。
またキサウ会長は、私立大学は引き続き政府による大学教育の普及政策に協力していくつもりだが、そのためのコストを支払うことはできないと述べた。2017-2018会計年度に政府が国費奨学生制度に20億ケニア・シリングの予算を配分した際、対象となる学生の総数は1万8,587人であった。しかし、その数がのちに2万9,826人にまで膨れ上がったため、当初の予算では不十分な状態になっている。
2019年1月24日
Daily Nation:Private universities want payment of Sh4bn debt
【ニュース・ケニア】ケニアの私立大学、遅滞している40億ケニア・シリングの支払いを催促
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
学生の経済的支援 | 学生向け奨学金 |
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