ケニアの教員サービス委員会(Teachers Service Commission)は、教員養成校の入学に必要な成績条件を引き下げるというケニア全国資格機構(Kenya National Qualifications Authority)の提案を拒否している。この問題を解決するために、教育長官のアミナ・モハメッド(Amina Mohamed)博士は教員サービス委員会、ケニア全国資格機構、そしてケニア全国試験委員会(Kenya National Examinations Council)に呼びかけて、2018年10月4日に緊急会合を開くことを決定した。
教員サービス委員会のナンシー・マチャリア(Nancy Macharia)最高経営責任者は、成績条件の引き下げは教師の質の低下につながると指摘した。同委員会によると、教育学の学部課程への入学を希望する学生は、現在はケニア中等教育修了証明(Kenya Certificate of Secondary Education)試験でCプラスの成績を修めることが求められているものの、この条件をCかCマイナスに引き下げることが提案されているという。
2018年9月28日
Daily Nation:TSC rejects proposal to lower entry grades for colleges
【ニュース・ケニア】ケニアの教育サービス委員会、教員養成校の入学条件を緩和する提案を拒否
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
人材育成 | 教員の養成・確保 |
レポート | 海外センター |