【ニュース・ケニア】ケニアで根本的な大学改革の機運

 
ケニア政府は現在、高等教育分野で急進的な転換を推進している。大学教育委員会(Commission for University Education:CUE)によると、現在の公立大学の制度は持続可能なものではなく、学生にも国全体にも何の価値ももたらしていないという。また、ケニアには31校の総合大学に6校の単科大学と、多数の公立大学があり、急進的な転換をすすめる必要があるとのことである。
 
「ケニアにおける大学とプログラムの合理化に関する政策的勧告」と題された報告書には、根本的な転換を促進する提案が含まれていた。それらの提案のなかには、地域ごとに大学を合併するという「大学システム」の構想も含まれていた。この構想が実現すれば、人的・財政的なリソースを賢明かつ最適に配備することによって効率を高め、科目の重複をなくすことができると考えられる。
 
2018年5月15日
 
The Star:Radical varsity reform overdue
 

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 政府レベルでの取組
その他 その他
レポート 海外センター