【ニュース・ケニア】オディンガ氏逮捕の可能性について、意見が分かれる

 
ジュビリー党(Jubilee Party)の主要な政治家のあいだで、政府に対抗している国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)の問題に対処するうえでその指導者のライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏を逮捕することが最良の選択肢なのかどうかについて、意見が分かれている。政府はすでにオディンガ氏の同盟者の逮捕に踏み切ったものの、そうした決定が前例のない混乱を引き起こす可能性も指摘されている。
 
ジュビリー党の指導者のほとんどは、オディンガ氏が「選挙当日に人びとを政府に対して扇動した」罪で逮捕されるのは時間の問題だと話している。北イゲンベ(Igembe North)選挙区のマオカ・マオレ(Maoka Maore)議員によると、ウフル公園でオディンガ氏の大統領就任式が開催されたのは法に反しており、どの国もそのような行為を容認することはできないと語った。
 
他方でチェランガニ(Cherangany)選挙区のジョシュア・クトゥニ(Joshua Kutuny)議員はウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領に対して、オディンガ氏を逮捕することで生じることが予想される混乱に警戒するよう促した。
 

2018年2月4日
 
Daily Nation:Opinion divided on possibility of Raila arrest
 

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