野党の国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)を率いるライラ・オディンガ(Raila Odinga)とカロンゾ・ムショカ(Kalonzo Musyoka)氏が、それぞれ人民の大統領(people’s president)と副大統領として2018年1月30日、就任宣誓することを計画するなかで、キスム(Kisumu)の住民のあいだで不安が広がっている。キスムで取材したところ、就任式に関する議論が過熱していることが分かった。
一部の住民が明日は店を閉めて自宅に待機することを予定している一方で、住民のなかには就任式に参加するためにナイロビ(Nairobi)に向かう者もいるという。もっとも、ナイロビの郡政府は会場として予定されているウフル公園(Uhuru Park)を閉鎖している。また、キスムの住民のあいだからは、多くの警察がキスムを巡回している状況を暴力の予兆として解釈する声が聞かれた。
2018年1月29日
STANDARD Digital:Kisumu in anxiety ahead of swearing in fete
【ニュース・ケニア】オディンガ氏の大統領就任式を控えて、キスムに不安が広がる
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア、その他の国・地域 |
その他 | その他 |
レポート | 海外センター |