【ニュース・ケニア】オディンガ氏、西洋諸国からの圧力を受けて就任式を中止

 
国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)を率いるライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏は、国際社会と宗教指導者からの圧力に屈服して、明日に予定されていた大統領就任式の中止を決定した。この決定は、NASAの記者会見で発表された。各国の外交官と聖職者らは、この式典の中止を求めて数週間にわたって交渉をつづけていた。
 
ウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領は、すでにNASA側との対話の扉を閉ざしたように見える。しかし、オディンガ氏らは、アメリカ政府を中心とした国際社会からの対話の呼びかけに応じた。また、オディンガ氏は就任式を開催して対立が激化した場合、彼を支持する地域で警察が大規模な暴力を行使する事態を懸念したと言われている。
 
2017年12月11日
 
STANDARD Digital:Raila succumbs to pressure from West to cancel inauguration
 

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