国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)を率いるライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏は、2018年2月10日、ナイロビで開催された集会で講演し、西洋諸国の大使に対してケニア国内の政治に介入しないよう要求した。
この発言は、大使らがオディンガ氏に対して、ウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)氏を正式に選出された大統領として認めるよう促したのを受けたものである。また、この発言はとくに駐ケニア・アメリカ大使のロバート・ゴデック(Robert Godec)氏に向けられたものでもあった。ゴデック大使は西洋諸国の大使を代表して、国民対話を開始する前にすべての国民がケニヤッタ氏を正当な大統領として認めるべきだと主張していた。
他方で、先月末に「人民の大統領」として就任宣誓をおこなったオディンガ氏によると、ケニア国民はこの問題を外国の力を借りずに解決できるという。
2018年2月11日
Daily Nation:Raila Odinga tells envoys to keep off Kenyan politics
【ニュース・ケニア】オディンガ氏、各国の大使にケニア政治への不介入を求める
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
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