【ニュース・ケニア】エガートン大学の工学部生ら、窮地に立たされる

 
エガートン大学(Egerton University)は、ケニアの国立大学のひとつである。同大学の工学部生らが中央キャンパスでデモ活動を行った。彼らによると、ケニア・エンジニア評議会(Engineers Board of Kenya:EBK)はエガートン大学に工学課程の設置を許可したにもかかわらず、その課程を認可していないという。ケニア・エンジニア評議会が複数の大学によって授与された学位を認めなかったことを受けて、エガートン大学の工学部に通う多くの学生も危うい状況に置かれている。
 
ケニア・エンジニア評議会の登録係を務めるニコラス・ムスニ(Nicholas Musuni)氏は、エンジニアの養成校として認定されている大学のリストを発表した。このリストが掲載されたのは、政府刊行物のMyGovである。このリストに挙げられた大学以外にも、ジャラモジ・オギンガ・オディンガ科学技術大学(Jaramogi Oginga Odinga University of Science and Technology:JOOUST)、メルー科学技術大学(Meru University of Science and Technology:MUST)、南東ケニア大学(South Eastern Kenya University:SEKU)、ケニア技術大学(Technical University of Kenya:TUK)、そしてエルドレット大学(University of Eldoret)が工学課程を提供している。
 
2018年2月25日
 
Daily Nation:Engineering students in limbo as degrees rejected
 

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