【ニュース・ケニア】アメリカ国際大学学部長、メジナ虫症の根絶における貢献で表彰される

 
寄生虫学の専門家で、アメリカ国際大学(United States International University-Africa)薬学・健康科学部のンジェリ・ワマエ(Njeri Wamae)学部長は、メジナ虫症の根絶に貢献したとして保健長官から表彰された。
 
ワマエ教授はメジナ虫症根絶認定委員会の委員長を務めており、研究者やNGOの代表者からなる委員を率いて、ケニアからメジナ中症を根絶することを目的とした4年間のキャンペーン活動を実施してきた。それぞれの委員は5つのカウンティを担当し、そこで中央政府やカウンティ政府の保健官や行政官と調整しながら、広域的な調査や啓発活動に取り組んだ。
 
ケニアは国際メジナ虫症根絶認定委員会(International Commission for the Certification of the Dracunculiasis Eradication:ICCDE)の勧告を受けて、2018年2月にメジナ虫症を根絶したことが世界保健機関(World Health Organization:WHO)によって認定された。ケニアは、WHOがこの病気の根絶を認定したアフリカで41番目の国である。
 
2018年6月4日
 

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
顕彰 顕彰
レポート 海外センター