【ニュース・ケニア】アメリカ国際大学の教員、交通安全改善のための新たな措置を提案

 
アメリカ国際大学(United States International University-Africa)の大学院教育・研究・普及局がケニアの交通安全に関するセミナーを開催した。シメオン・スンギ(Simeon Sungi)准教授とジミー・マチャリア(Jimmy Macharia)准教授はこのセミナーで発表を行い、飲酒運転の問題を法的な観点から検討するとともに、乗り合いバスの運転手の行動に影響を与えるイノベーションについて論じた。
 
また、スンギ准教授は発表のなかで、ナイロビ・カウンティで飲酒運転の問題に対処する際に法的な制裁措置がどの程度有効なのかについて議論した。彼らの調査結果によると、飲酒運転の違反者のうち3割は罰金の支払いに支障がない再犯者だったという。スンギ准教授はそれらの罰則は有効ではないと指摘したうえで、政府に対して更生センターの活用など代替的な措置を検討することを求めた。
 
2018年11月28日

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
レポート 海外センター