【ニュース・ケニア】アメリカ国際大学のシンポジウムで学生と教員が研究論文を発表

 
アメリカ国際大学(United States International University-Africa)がシンポジウムを開催した。このシンポジウムでは、教員と学生が研究論文を発表した。
 
同大学のステファン・キマド(Stephen Kimotho)助教はこのシンポジウムで、「危機的状況におけるステークホルダーのリスク認識と投資家のコミュニケーション戦略 - キナンゴップ(Kinangop)・ウィンドパークの事例から」というタイトルの論文を発表した。この発表は、キナンゴップ・ウィンドパーク・プロジェクトに関する地域社会のリスク認識や、危機的状況のもとでこのプロジェクトが採用したコミュニケーション戦略の性質について検討したものだった。また、コミュニケーション研究を専門とする修士課程の学生アブダラー・ダヒール(Abdalla Dahir)氏とデイビッド・ビウォット(David Biwott)氏は、「アフリカにおける中国のソフトパワーの静かな浸透」と題した論文を発表した。
 
ダヒール氏らは、「アメリカを中心とする西洋諸国が依然として世界的な覇権を握っている」という考えを脱神話化するために、アフリカで中国のソフトパワーが静かに浸透している状況を分析した。
 
2018年11月2日

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
その他 その他
レポート 海外センター