【ニュース・ケニア】アメリカ国際大学で高校生による騒乱に関する研究の成果が発表

 
アメリカ国際大学(United States International University-Africa)のスティーブン・ニャムベゲラ(Stephen Nyambegera)教授が「ケニアの高校における騒乱に影響を与えた諸要因について - いくつかのカウンティの事例から」というタイトルのプロジェクトの成果を発表した。
 
ニャムベゲラ教授によると、キシイ(Kisii)、ニャミラ(Nyamira)、ケリチョ(Kericho)、ウアシン・ギシュ(Uasin Gishu)、エンブ(Embu)、そしてナクル(Nakuru)の各カウンティで騒乱が起こった学校から1,380人を無作為に抽出して調査を行ったという。また、より定性的なデータを得るために学校の校長にインタビューが実施された。この研究の結果、学生による騒乱は社会経済的な背景、精神的・肉体的な虐待、コミュニケーションの問題、両親による責任の放棄、そして規則と規制の問題といった要因と関係していることが分かった。
 
2018年11月23日

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
統計、データ 統計・データ
レポート 海外センター