アメリカ国際大学(United States International University-Africa)が、農業ビジネス分野のトレーニングの規模を拡大するための競争的な資金を獲得した。同大学では「都市農業ビジネス・リビングラボラトリー(The Metro-Agribusiness Living Lab)」というモデルを活用しながら、若者のトレーニングにもっとも影響力がある要因を特定するために、実験的な農業ビジネスのトレーニングとアクション・リサーチを組み合わせる予定である。
このトレーニング・プログラムは国際開発研究センター(International Development Research Center)から資金提供を受けており、2年間実施されることになっている。24のカウンティから選抜された300人の若者を対象として、農業ビジネスに関する最先端の取り組みやコーチングの機会を提供したり、ビジネスのための資金調達の機会を紹介したりする予定である。
このプログラムに参加できるのは、英語に堪能で、中等教育修了証明(Kenya Certificate of Secondary Education)の試験で最低でもOレベルの成績を修めた、18歳から35歳までのケニア国民である。また、参加者のうち6割は女性の起業家が占めることになっている。
2018年10月11日
Farmer’s Review Africa:USIU-Africa wins a competitive grant to upscale its training in agri-business
【ニュース・ケニア】アメリカ国際大学、若者を対象とした農業ビジネス・トレーニングの規模を拡大
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
人材育成 | 高技能職業人材の育成 |
レポート | 海外センター |