アメリカ国際大学(United States International University-Africa)が国際移住機関(International Organization for Migration:IOM)のケニア事務所と国際連合児童基金(United Nations International Children’s Emergency Fund:UNICEF)と共同で、第二回移民対話(Migration Conversation)という集会を開いた。今回の集会は、「東アフリカとアフリカの角地域の移動する子どもたち」をテーマとしており、この地域で移動しながら暮らす子どもたちの安全と尊厳について議論することを目的としていた。
IOMで東アフリカ・アフリカの角地域担当局長を務めるジェフリー・ラボヴィッツ(Jeffery Labovitz)氏は、子どものうち70人に1人が出生国で暮らしておらず、移動にともなって大きな脆弱性に直面していると指摘した。また、ラボヴィッツ氏によると、IOMは移動の管理を人道主義的で秩序あるものにし、移動の問題について国際的な連携を促進し、移動の問題に対する実用的な解決策に関する研究を支援するために、休むことなく取り組んでいるという。
2018年6月4日
【ニュース・ケニア】アメリカ国際大学、移民に関する集会を開催
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
その他 | その他 |
レポート | 海外センター |