2017年12月19日、ケニアの「人民の大統領」として就任宣誓をおこなうというライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏の意向に対して、アメリカは改めて反対の意を示した。アメリカ合衆国国務次官補のドナルド・ヤマモト(Donald Yamamoto)氏は「別々の政権が成立してもまったく意味がない」と語り、国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)を率いるライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏の計画についての立場を明らかにした。
ヤマモト氏によると、ナイロビ(Nairobi)でオディンガ氏と会談した際には、ケニア政界の改革派として「レガシー」を残すことに力を入れてほしいと話したという。また、ヤマモト氏は、ウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領が改革に取り組む意志を表明していることに言及したうえで、ケニア全体ですすむべき道について合意することが可能なはずだと指摘した。
2017年12月19日
Daily Nation:US presses Raila Odinga to drop ‘swearing in’ plan
【ニュース・ケニア】アメリカ、オディンガ氏に大統領就任式の中止を求める
地域 | 中東・アフリカ、北米 |
国 | アメリカ、ケニア、その他の国・地域 |
その他 | その他 |
レポート | 海外センター |