エチオピアは、民族的にも、言語的にも、宗教的にも多様な国として知られている。エチオピアのように多民族主義的な連邦制度を採用している国では、多様性の尊重が非常に重要である。また、専門家は、多様性が多民族主義的な政治制度を構成する支柱だと考える点で合意している。多様性を尊重する民主主義制度のもとでは、人びとはその国の一員であるという意識を強くもつようになるだろう。
エチオピアが民主主義的な連邦制度を採用してから数十年が経つものの、コミュニティの意識レベルは依然として問題である。言うまでもなく、高等教育機関は多民族主義がはっきりと可視化される場であり、学生はそれぞれのコミュニティを代表する大使のようなものである。したがって、多様性とアイデンティティに対する学生の意識を高めるのは、非常に重要である。
2018年1月4日
【ニュース・エチオピア】教育機関における多民族主義に向けて
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア、その他の国・地域 |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
レポート | 海外センター |