【ニュース・ウガンダ】閉鎖されたブソガ大学、新入生を受け入れ

 
ウガンダのブソガ大学(Busoga)大学では、学生に授与した学位の学問的な価値について問題が生じている。同大学は2017年、1,000人以上の学生に学位を授与したことが判明したのちに、全国高等教育評議会(National Council for Higher Education:NCHE)によって閉鎖された。それらの学生の大半は、2016年に二ヵ月間留学していた南スーダンの学生であった。
 
ヨウェリ・ムセヴェニ(Yoweri Museveni)大統領は、政府がブソガ大学を接収するとともに、そのプロセスを監督する委員会を任命すると発表した。もっとも、政府はこの接収のプロセスにまだ着手しておらず、全国高等教育評議会はこの大学を閉鎖すると述べている。しかし、同大学は引きつづき運営されており、新入生の受け入れも進めている。
 
ブソガ大学で広報を担当するアンドリュー・バロンデム(Andrew Balondemu)氏は、全国高等教育評議会がすでに授与された学位の妥当性についてどのように考えているのかは不明だと指摘したうえで、閉鎖が決定したことで大学の運営に影響はないと話した。
 
2018年5月7日
 
Daily Monitor:Closed Busoga varsity admitting students
 

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