【ニュース・ウガンダ】マケレレ大学評議会、停職中の教職員に関する調査の中止を要求

 
マケレレ大学(Makerere University)の評議会が緊急会議を招集した。この会議の場で、利益相反をめぐってある職員に対して停職処分が下されたことに端を発する問題について、調査委員会が調査を実施することが否決された。調査委員会はすでに設置されているものの、その調査を中止させるとともに、大学任命委員会が代わって調査をおこなうよう評議会は指示している。
 
評議会の評議員らは声明を発表し、職員の停職処分に関する問題や大学のガバナンスに関する問題は、法律と大学のガバナンスポリシーや手続きにしたがって取り扱われるべきだと指摘した。
 
この事態は、同大学のすべての教職員が大学のあらゆる業務を停止する決定を下したことを受けたものである。教職員らは、マケレレ大学教員組合のデウス・カムニュ・ムフウェジ(Deus Kamunyu Muhwezi)組合長、マケレレ大学運営職員組合のベネット・マガラ(Bennet Magara)組合長、そしてその事務局長であるジョセフ・カレマ(Joseph Kalema)氏が停職処分を受けたことに抗議している。
 
2019年2月13日
 
Daily Monitor:University council quashes probe on suspended Makerere staff

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