【ニュース・ウガンダ】ウガンダ基督教大学、人文学課程を新たに導入へ

人権イニシアティブ基金(Foundation for Human Rights Initiative:FHRI)事務局長のリヴィングストン・セワニャマ(Livingstone Sewanyana)博士は、人文学系の課程を新たに2つ導入したウガンダ基督教大学(Uganda Christian University:UCU)を称賛した。2017年5月5日、セワニャマ氏はこれらの課程の開始に当たって、人文学系の課程は重要ではないという大方の意見には同意しないと述べた。また、開発を推進するためには全体的なアプローチを採用する必要があるとも指摘した。

 

ウガンダ基督教大学に新たに導入されたのは、組織・開発経営学士(Bachelor of Organization and Development Management:BODM)課程と人権・平和・人道的介入学士(Bachelor of Human Rights, Peace and Humanitarian Interventions:BOHPHI)課程である。両課程は高等教育協議会(National Council for Higher Education:NCHE)によってすでに認可されており、同大学の社会科学部(Faculty of Social Sciences)の開発学科(Department of Development Studies)によって実施される。

 

開発学科の学科長を務めるウジアル・キリアゲ・マテ(Uzzial Kiriaghe Matte)博士によると、同学科は2014年以降、教育課程に社会のニーズを反映させ、その修了者に実践的な技能を身につけてもらうことを目的として、カリキュラムの見直しを行っている。また、マテ博士によると同学科は既存の課程に起業に関する講義を取り入れることによって、開発・社会起業学士(Bachelor of Development and Social Entrepreneurship)課程に改称することを計画している。この学士課程と開発・モニタリング・評価の修士(Masters in Development, Monitoring and Evaluation)課程は、現在NCHEによる認可を待っている段階である。

 

2017年5月22日

 

The Observer:UCU introduces new humanities programmes

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