【ニュース・イギリス】QRファンディングは必要不可欠との大学の認識

2014年12月9日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE)は、同組織が配分する最も主要な研究交付金であるQR(Quality-related Research)ファンディングのあり方について、各大学を通じて調査を行った結果を発表した。同報告によると、大学側は財源確保の一環として同交付金を重要なものであると捉えている。
具体的には、QRファンディングは首尾一貫・安定して配分されるため大学の持続的な長期研究計画を可能にすること、優先されるべき分野・新分野・英国学術研究会議(RCUK)からの助成が得られにくい分野などに道を拓くこと、RCUKなどの組織からの特定の助成獲得の根拠などに非常に有用であることなどがその理由として挙げられている。

URL1: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2014/news98947.html

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 予算・財政、政策・経営・行動計画・評価