【ニュース・イギリス】FP9初期段階への英国研究会議のコミットメント

2017年11月28日、英国研究会議(RCUK:Research Councils UK)は、ブリュッセルで次期多年次資金助成プログラムであるFP9(framework programme 9)に関して話し合いが開始されたことを伝えた。RCUKはFP9を形作るための過程に積極的に関わっている。

 

「ホライズン2020」プログラムはEUにおける最大の研究・イノベーションプログラムとして、2014年から2020年までの間に約€800億(約10兆5,600億円*)が投資されている。まだ現在のプログラムも半ばを過ぎただけではあるがすでに次期プログラムの話し合いが開始されている。

焦点となる点として:

  • ホライズン2020の継続性
  • ヨーロッパイノベーション協議会(European Innovation Council)設立などの新しい概念
  • 社会的課題(Societal challenge)から目的を持った研究(mission-oriented approach)への移行

次のステップは、2018年の早い時期に欧州委員会(EC:European Commission)からアナウンスされる予定のFP9関係者との協議である。ECによるFP9の提案を、欧州議会(European Parliament)及び欧州理事会(European Council)とで2018年7月に協議する予定。

 

*€1を132円にて換算

 

Research Councils UK:RCUK publishes early reflections on FP9

地域 西欧、EU
イギリス
取組レベル 国際機関レベルの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
研究支援 研究助成・ファンディング