【ニュース・イギリス】英高等教育の質保証について

2014年10月7日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE)を含めたイングランド・ウェールズ・北アイルランドの高等教育助成団体は高等教育の質保証に関して将来的に見直しをすると発表した。フィードバックや高等教育を取り巻く環境の激しい変化を踏まえ、高等教育機関、全英学生連合(NUS)、政府そして関係者の意見を参考にしながら、質保証のあり方について検討していく。
 現行の制度は2015学事年度(以下「年度」)まで続け、新制度は2017年9月より施行する予定であるが、2017年度まで過渡期とし各機関の意見聴取なども行いつつ制度を確立させる。
 スコットランドの大学の質保証については、スコットランド内独自のシステムで見直しを行うが、イングランド・ウェールズ・北アイルランド助成団体と話し合う場を設け、情報交換を行いながら、お互いにとって最善の制度の構築を目指す。

なお、Russell Groupの反応は、以下「URL2」のとおり。

URL1: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2014/news88571.html
URL2: http://www.russellgroup.ac.uk/russell-group-latest-news/155-2014/8582-russell-group-statement-on-quality-assessment-in-higher-education/

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育、質の保証