【ニュース・イギリス】英国首相:留学生は卒業後の2年間就業ビザで滞在可能

2019年9月10日 Independent 紙は、Boris Johnson首相によって、留学生は卒業後に英国で2年間就業のための滞在が将来認められるという構想が発表されたことを報道した。この構想は来年施行され、英国で学ぶ留学生が英国でのキャリアを始める手助けになると首相は述べた。

 
入国審査を支持する実績を有する教育機関で、いずれかの学位を修了した留学生はこの措置の恩恵を受けることになる。

 
この措置は、2020/2021学事年度に学部課程もしくはそれ以上の過程を開始する学生に適応する。

 
この発表は、遺伝子研究の改革を目指すUKバイオバンクでの総額2億ポンドのヒトゲノム配列決定プロジェクトという世界最大の遺伝学プロジェクトの発表と同時に発表された。

 
Johnson首相は「英国は国際的な提携と発見において中心的な立場にあるという誇らしい歴史がある。60年以上前、ケンブリッジ大学でのDNA発見は、様々な国の研究者のチームによって成し遂げられた。我々はさらに前進するつもりである。英国は世界最大の遺伝子研究プロジェクトに世界からの専門家を英国に結集させ、生死に関わる病気などに役立てるであろう。このような画期的な発見をするためには、英国で学び研究する世界の優秀な人材に対して、門戸を開くことが不可欠である。だからこそ留学生が英国で潜在能力を開花させ、キャリアをスタートするための新たな機会を作った。」と述べた。
 

independent: International students will be able to stay in UK for two years after graduation, Boris Johnson says

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