2016年1月15日、英国研究会議(Research Councils UK)は先ごろ発表された高等教育改革素案(Green Paper)とナース報告書について公式見解を発表した。これらの文書では、7つの研究会議(RCs)を集約することが、英国の研究助成風土の改革の基礎であるという基本原則が提唱されている。
見解は英国の研究風土及びポール・ナース氏によって提唱された大まかな改革の方向性について扱った高等教育改革素案のパートDの部分に対するもので、個々の質問に具体的に答えたものではない。
最も優先させるべきことは、英国の世界を主導する研究を最も効果的かつ効率的なやり方で支援することである。研究会議(RCs)がそれを可能にするというナース報告書の第一章の最後に明記された指針と方針に賛同する。ナース氏は英国の基礎研究が真に世界を主導するものであり、この英国の地位を構築するにはRCsの貢献が欠かせないものであったと明言しており、改革がRCsの効果的なやり方に則って実施され、英国の科学と研究により大きな利益をもたらす結果となることを期待する。
英国研究会議(Research Councils UK):RCUK response to the Higher Education Green Paper and the Nurse Review published today