【ニュース・イギリス】英国大学協会とドイツ大学長会議の共同声明―学術的提携を続けることの重要性

2018年11月9日、英国大学協会(UUK:Universities UK)は、UUKの理事長でLiverpool UniversityのDame Janet Beer学長がドイツ大学長会議(HRK:Hochschulrektorenkonferenz)の会長であるPeter-Andre Alt教授と対談し、英国のEU離脱後いかに現在の高レベルな研究提携や学生、教職員の交流を英国とドイツの間で維持するかについて議論したと発表した。

 

両者の声明文
“英国とドイツとは研究協力における長年の歴史があり、ヨーロッパ研究プロジェクトで現在11,854件の提携を行なっている。我々は相互の利益のために双方向の学生交流を行なっており、2016/2017学事年度では英国にドイツ人学生13,400人以上、ドイツに英国人学生3,500人以上が学業の一環として学び、ボランティアし、就業している。我々はこの相互協力を高く評価し、さらなる学術提携を育み、奨励していくことを誓った。我々は価値観、研究目標、文化を共有する最も近い隣人たちが現在のように我々と親密である状態を保つために努力していかなければならない。”

また、彼らは“我々は両国の政治指導者に、この協力関係を維持する方法を見つけ、また将来のフレームワーク・プログラムとなるホライズン・ヨーロッパ及び教職員、学生の交流のためのエラスムス計画の両方を真剣な選択肢として見るよう、喚起したい。”とも述べた。

 

Universities UK:Joint statement from UUK and HRK on the importance of continued academic collaboration

地域 西欧、EU
ドイツ、イギリス
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
国際交流 研究者交流、国際化
人材育成 研究人材の多様性