【ニュース・イギリス】英国のクリエイティブ産業の強化のため主要な新規研究に投資

2018年11月13日、芸術・人文科学研究会議(AHRC:Arts & Humanities Research Council)は、英国最高のパフォーマンスと世界規模で高い評判のあるクリエイティブ産業のいくつかが研究者や組織と協力し、この分野を強化する新しい方法を模索をすることになったと発表した。その目的は、映像産業や興行産業における観客の体験の向上や、デザイン産業における生産時間の短縮のためにデジタル技術の利用を増やすことであるとされている。

 

UKリサーチ・イノベーション(UKRI:UK Research and Innovation)が主導し、産業戦略チャレンジ基金からも資金を受けた8,000万ポンドに及ぶこのプログラムは、英国の4つの国(注:英国は連合国家である)中にある9つのクリエイティブ集積事業と、13の大学が提携したNestaが主導する新しい政策とエビデンス収集のためのセンターとを含んでいる。このプログラムは、企業や組織と共に世界クラスの研究能力を集める。そこにはAardman、Burberry、Sonyといったお馴染みの企業も参加しており、今までに類を見ないものような研究開発投資が行なわれることになる。

 

1ポンド≒146円(2018年11月13日)

 

AHRC:Major new research investment set to provide boost for UK’s Creative Industries

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
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大学・研究機関の基本的役割 研究
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