【ニュース・イギリス】若年層の高等教育参加状況に関する統計報告書

2015年2月26日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE)は、統一試験「Aレベル」ならびに、同試験資格と同等の他資格を取得した若年層が、2006年から2013年にかけてどのぐらい高等教育に進学したかについての統計報告書を発表した。同報告書は、併せて、18歳および19歳人口の高等教育進学には、学校や個人的なバックグラウンド などどのような要素が影響したのかについても調査している。
報告書の主なポイントは以下の通り。

・「Aレベル」において最高の成績をおさめた生徒の割合は、2006年から2013年の間にほぼ変動はなく一定である。

・「Aレベル」以外の同等他資格の中で、国家資格「BTEC」および国家職業資格3級取得生徒の割合は2006年以降上昇している。

・2005年度以降BTECにおいて最高の成績をおさめた生徒の割合は増え続けている。

・「Aレベル」取得者もしくは、国際バカロレアプログラム修了者は、他の資格と比べてより高い高等教育への進学率を記録している。

・STEM(科学、技術、エンジニア、数学)における国家職業資格3級取得生徒は、その他の科目における同3級取得生徒より高い高等教育への進学率を記録している。

・進学率は、ある特定の資格取得者に限らず、広く、イングランドの各地域によって異なる。

URL1: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2015/Name,102070,en.html

地域 西欧
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