【ニュース・イギリス】第5回グローバル・リサーチカウンシル(GRC)年次会合

5月27日、英国研究会議(RCUK: Research Council UK)は5月25から27日までインドのニューデリーにて、第5回グローバル・リサーチカウンシル年次会合(GRC: Global Research Council)を開催したと発表した。

 

英国研究会議とインド科学工学研究会(SERB: Indian Science and Engineering Board)の共催の下、44ヶ国から100人以上の研究助成機関の代表が出席し、“学際研究のための原則に関する宣言”及び“女性研究者の平等と地位のための原則及び行動促進に関する宣言”について討議、承認した。両宣言の目的は、各国の研究助成機関に、原則と取り得る行動を示すことで、学際研究のために必要な研究環境づくりも含めた学際研究への支援及び平等性と多様性の改善に向けた取組みを各国内で行わせることである。

 

RCUK議長のPhilip Nelson氏は、“国際協力は、研究の質を高めるのみならず、不要な研究の重複を避けて経済成長に資するとともに、国際協力によってのみ解決しうる課題への取組を可能にする。これらの宣言をグローバルコミュニティーとして採択することは、世界の研究助成機関がより広く連携し、その能力を強化するための基盤であり、ベストプラクティスを共有する場としてのGRCの価値を示すことにもなる。”と述べた。

 

Research Councils UK:Global research funders address interdisciplinarity and issues concerning women in research at international conference

地域 西欧、アジア・オセアニア
イギリス、その他の国・地域
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
国際交流 国際化
人材育成 研究人材の多様性
研究支援 研究助成・ファンディング