【ニュース・イギリス】研究評価法についてのアンケート結果

2014年11月4日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE)は、metrics(※1)を用いる研究評価法についてのアンケート結果を発表した。

アンケートでは、
・研究評価のために効果的なmetricsとは。
・metricsは研究評価にどのように用いられるべきか。
・「ゲーミング」(※2)の手法と戦略的なmetricsの使い方とは。
・国際的な展望について。
の4点を中心に回答を要請。
全体で153点の回答数を記録し、高等教育セクターの中の本課題に対する高い関心が伺えたが、半数以上(全体の57%)が、研究評価への更なるmetricsの導入に懐疑的であることなどが明らかになった。
 尚、metricsの運用に関する最終報告書は、2015年夏までに発表される予定である。

※1 成果主義に基づく科学・学術研究の量的な査定法。
※2 教育・訓練や理論的研究のため、現実に起こっている事象や起こりうる事象を模型(モデル)化したもので、それがゲーム形式になっているもの。目的は、ゲーム形式で行うことによって、プレーヤー(関係者)の気づきを掘り起こすというもの。

URL1: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2014/news97809.html

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
統計、データ 統計・データ