【ニュース・イギリス】専攻科目選択の傾向に関する報告書

2015年2月12日、高等教育統計局(HESA:Higher Education Statistics Agency)は、専攻科目選択の傾向に関する報告書を発表した。全体の数字として、2013学事年度(以下「年度」)に学士課程をスタートさせた学生の数は2012年度と比較して5%増だったが、依然として2011年度の学費上限値上げ以前と比較すると5%減となっている。
特記事項としては、ビジネス・経営を選択した学生は2013年度も全体の15%を占め、2007年度から継続して1番人気のある科目となっている。過去7年では、医学と生物学が最も選択者の増加率が大きい。また、複数専攻選択者の著しい減少率も目立つ。専攻科目を複数選択する学生は特定の専攻科目を選択することなく学位課程を開始するOpen Universityのパートタイム学生が多いが、2012年度以降パートタイム学生の減少傾向に歯止めが利かない状況となっているため、複数専攻選択者の減少にもつながっていると見られる。

URL1: https://www.hesa.ac.uk/pr/3456-press-release-211

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
統計、データ 統計・データ